出来なくなってしまったの 立ち漕ぎ ボールに座った子供の横で 立ち漕ぎ 気づかなかったふりをして 立ち漕ぎ 模様の入った自転車で 立ち漕ぎ 寒空に尋ねた犯人の方角も 夢から醒めてしまったら 隅っこで集めた木の葉の匂いも 七月が過ぎ去れば 忘れていくのだなって 暗闇坂に気を取られて 勝手に変わっていくのだなって ブレーキに気を取られて 気づかなかったわ 離れた場所から見守る 立ち漕ぎ 呆れること繰り返しても 君が愛しい 寒空に尋ねた犯人の方角も 夢から醒めてしまったら 隅っこで集めた木の葉の匂いも 七月が過ぎ去れば 忘れていくのだなって 暗闇坂に気を取られて 勝手に変わっていくのだなって ブレーキに気を取られて 気づかなかったわ
