蒸し暑い 夏の日 窓から入る ぬるい空気 汗ばむ部屋に ふたり 目が合うたびに 変な雰囲気 くだらないことを言い合って いつものように過ごしてたのに 汗で張り付く君の髪の毛 綺麗だなんて 君の言葉 その仕草すべてが 僕をおかしくしてしまうから 光る頬、唇、そのすべてが 今すぐ欲しいよ 「なんてね」 いつしか溶けきった氷 掴めない君の裾が揺れてる 日差しにやられた ふたり ふとした言葉の隙間 深読みして このままで 今のままで お互いそう思ってるって 思い込んで 言い聞かせて 気づけば沈む夏の陽 蜃気楼のように 君は輝いて 綺麗に笑って 君の言葉 その仕草すべてを 僕がおかしく魅てるだけかな 触れそうな手、瞳の向こうすべてが 今すぐ欲しいよ 「なんてね」 ふたつの色が 交じり合う空 燃えるようにふたり 染まってしまえたら 震えてる 言葉が漏れる 今すぐ欲しいよ ほんとはね