カレイドスコープ

歌詞

欠けた月夜を窓辺から眺めて 佇む姿に掌翳してみた 満たされないこの心の結晶は 照らされても 砂嵐みたいに何の影も映らないんだ 手を伸ばせば離れる憧憬 泡沫ようなカレイドスコープ 置き去りのままの僕を 揺さぶり消える Confusion is accelerated What does it throw to me? 誰も知らない一人の部屋で 色彩を拾い集めていく 降り注いでいる星屑に願って 瞬き廻る幻想の中 七色を揃えられたなら 新たな姿映して 吹き抜ける風に胸がざわついた (冷たくて) 吐き出す言葉で曇ってしまいそう 答えなんて視えない でも振り返れなくて 微かな輝き頼りにまた塗り重ねる バラバラに不規則に砕けた鏡で創る 不恰好な像を結ぶカレイドスコープ 幼き日にみた宙は未だ此処にはない めぐり流れる夜空の下で 不器用に彩色していく 逃れられない運命も融かしながら くすんでいる結晶の欠片の 虚ろいをレンズから消し去って 二度と戻らないように いつも孤独の中で心に抱いていた 弾け散る光彩の行方がわからずに 遷り変わる模様見つめ 目を背けずに向き合えば 失くすことなど無いとわかっている 誰も知らない夜空の下で 色彩を拾い集めていく 降り注いでいる星屑に願って くすんでいる結晶の欠片の 虚ろいをレンズから消し去って 在るがままの姿に 目眩く夜空の下で 手を伸ばせば届きそうだ ゆらつきながらも足取りを速める 瞬き廻る幻想の中 七色を揃えられたなら 新たな姿映して 遥か遠くへ