隠し忘れた真珠の貝 青いビー球庭の小石 小さな箱から顔を出して 広がってゆく あの窓から見た赤紫色 好きだった闇に溶ける瞬間 一つ思い出を包んで 二つ想いを膨らます 宝物を見つけたのは きっと昔のアタシなんだろう 君がそこに居たんだろう 不揃いに並ぶ色鉛筆 狼の絵本汚い文字 胸をくすぐる目を閉じれば 広がってゆくあの空から来る 雪を手に乗せて好きだった 水に変わる瞬間 一つ思い出が疼いて 二つ想いを確かめる 隠し物を見つけたのは きっとここに居るアタシだろう 君はどこに居るのだろう 宝物から隠し物に 隠し物から証になる 宝物から隠し物に 隠し物から証になる 宝物から隠し物に 隠し物から証になる 宝物から隠し物に 隠し物から証になる