茜の色をなくした 愛ならいらない 流れる鉄の味 どこまでいけばいい たどり着ける? スカした夢と今日も暮らしてる 誰かの飾る言葉が勘に触る 分かり合えない 街の夜風に 縋っても空き缶みたいな 優しさしか 転がらないや 100円じゃ買えない ぬくもりを探してる 宛もなく 宛もなく 夜を彷徨う 茜の色をなくした 愛ならいらない 孤独と夜更かす うるさいな救急車 だけどね躓けば ほら 擦りむいて痛い めくれば鉄の味 どこまでいけばいい たどり着ける? 虫ケラ達は 街の灯りに 集まっては 都合のいい 愛を名乗りあっている どうせ朝になれば 同じ電車に乗り どこへ連れてってくれるわけじゃ ないくせに 今日もまた満員で 新宿駅前 花屋に並んでいる ねぇ 健気に咲く花は 青いインクが塗りたくられてる それを誰かが買って帰ってく 愛する人の元へ 私は居場所求める 愛のさすらい 枯らして 薔薇の花 生ゴミに収集車 茜の色をなくした 愛ならいらない 孤独と夜更かす うるさいな救急車 だけどね 気がつけばまた 擦りむいて痛い 流れる鉄の味 どこまでゆけばいい たどり着ける?
