いつからか僕らの声が 途絶えた後の行く末を 案じる様になってた 急足が階を進め ホームに吹くぬるい風が あの日を思い出させた 何処にも居られない 漠然と自信があった 根拠はついて来るのかと 眠れる街で歩いた 漠然がいつかになった 震えもしなくなっていた 眠れぬ夜が増えてた 何処にも居ない けれど確かに 愛していた想いを頼りに 今日も歌えば何も終わらない 見つけていたあの日を頼りに 歩いて行けたら それが難しいけど ずっとずっとそのままでいて 間違え探しが器用で 仲間外れを見つけて 満足感で笑い合った 本当の言葉を言えば 逃げていく時間を眺め どうしようもなかった 何処に行けば? 文字を走らせた孤独が 夜の隅っこで泣いた 明日が来るのが怖くて 震える夜が明けていく 窓辺の光が指したのは 不安だけじゃない筈だろう 羽が空を飛ぶ瞬間を想って 大事に待ち続ける それでも未だに分からないけれど 愛していた想いを頼りに 今日も歌えば何も終わらない 見つけていたあの日を頼りに 歩いて行けたら それが難しいだろうけど それでいい 見えなくなるほどに 遠く離れてくけど ずっとずっとそのままでいて 羽ばたいた物が誇りになるよ