味もなくただ流れてゆく日々を噛み 締めて 終わらないように祈る たったひとひらの意味もない 暮らしを 今日も一人ただすがるように願う 音もなくただ灰を纏う風は優しげに 乾涸びた心なぞる 何げなくただ後ろめたい日々を繰り 返し 悲しみの中で眠る 嗚呼、甘くて楽しいことを… 嗚呼、弱くて愛しい心。 図らずも不意に朽ち果てる日々を 夢に見て 穏やかな日々を過ごす 音もなくただ迫り来る不安を繰り 返し 悲しみの中で眠る 嗚呼、甘くて楽しいことを… 嗚呼、弱くて愛しい心。 暖かい日を思い出しても 溶けて消えるよ 味もなくただ流れてゆく日々を繰り 返し 悲しみの中で眠る