「生まれ変われるのなら どんな僕になれるのだろう」 妄想ばかり繰り返す いつか見た夢と重なる 現実は厳しく 牙を向けるよ 握る短いナイフの切っ先を 獣の様な 物の怪の様な その喉元へ突き刺すから たとえ小さな存在だとしても たとえ今は未熟で弱くても 君を守るためならばこの先 どんな険しい道でも 進んでゆくんだ 折れない心だけが 強さじゃないと思うんだよ 肩を預け目を閉じる安心を 与えること受け取ることも すべて背中を押してくれる たとえ背丈が変わっていっても たとえ進路が異なってしまっても 僕と君の距離はずっとこのまま 絆すらも深化できたら良いなって 乗り越える度に 大きくなれるのは 挫けそうで もがく誰かに 温かな手を差し伸べ また歩き出すためだ たとえ小さな存在だとしても 確かに繋がり続けてるから 恐れなくてもいいさ ずっと僕らは 同じさだめの元で 手を取り合っている