別れの言葉も言えないまま 夏に残されて ひとりどこへ行けばいいの 強い日差しに照らされた白い海 夏の始まりに汗ばむ気持ちに 君に合わせたカジュアルなコーデも 炭酸飲めば似合う気がしたんだ 砂に落ちたかき氷の ひと口目が溶け消えたら 満ちるだけの言葉を少しだけ 口に出してもいいと思っていたのに 想いを素直に言えないから 瓶に閉じ込めて海に流してしまおう 夜空の君には気付かれないように 濡れた足元見つめて 陽の光に焼かれた白い世界は 自分だけが存在しないみたいで 濁った海と同じ汗と涙 ぬるい水じゃ止めることができない 君のことを知れなくても 隣にいられたらいいんだ 足が砂にとられてしまうから ほんの少し遅いペースで歩いた 壊れてしまうなら言えなくていい 飲み込んだ言葉とともに沈んでいく 海になれたなら夜空になった君にも 見つけてもらえるのにな 夕暮れ色の海に染まる君の横顔 なんてない雑談でも 君への想い飛沫あげて 溢れちゃいそうなくらい 好きなんだよ 想いを素直に言えないから 胸に閉じ込めて海に沈めてしまおう さよならさよならこの世界よ ひとりの夏なんてすぐに 終わらせてしまおう 海になれたなら夜空になった君にも 見つけてもらえるはずさ ずっと一緒にいたかったな