歩いた道のその途中の草を 踏み分けたからここに行き着いた 弱ったままにしてきた黒い花も 食べ尽くしてから夜に投げ込んだ ああカメレオンの色みたい 日々にスッと溶け込んで 何もなかったかのように 生きている 空と嘘を見た umikaraumikara その背中から 空と嘘を見た umikaraumikara あの夜明け前 止まってうずくまって動けない夜に 聴こえた!あれは水の笑い声 あなたなんかにはもう届けられない 閉ざして失った真実の木箱 ああルリカケスの色みたい 世界からちょっと浮いている 何もなかったかのように 知らないフリ 耳をすませたら umikaraumikara はじまりの波 耳をすませたら umikaraumikara 魚のざわめき 空と嘘を見た umikaraumikara その背中から 空と嘘を見た umikaraumikara あの夜明け前