君は常夏のビーチで 燃えるような夕陽を見てる 地球の裏側ではひとりの兵士が 眩しい太陽の光 片手でギュッと握りつぶし 涙を殺して引き金をそっと引く ロウソクの炎 吹き消すように 命がまた消える アイシテル その一言が なぜ届かないんだろう 人の心に アイシテル その一言で 未来は創れるのに 真夜中の恋人たちは ネオンサインをバックに 携帯に向かって無邪気にピースサイン 砂漠のような都会に サイレンの音が響いてる まるでSF映画のサウンドトラックのように この星はいつまで 生き残れるんだろう 争い繰り返し アイシテル その一言が なぜ聞こえないんだろう 人の心は アイシテル その一言で 優しくも強くもなれるのに 目の前にあるこの世界が ずっと続くわけじゃない いつかは必ず会えなくなる 分かってるのに何故 人は アイシテル その一言が なぜ言えないんだろう 大切な人に アイシテル その一言で 心に光が灯る