凪を彷徨う

歌詞

待てど暮せどあなたは来ない だけどそれでも諦めきれない 待てと言われたらいつまでだって だけどそれでは愛されないから いつだってそうやって あなたってふいに現れては 静寂かき乱して 釣った魚に餌はいらない 釣られた私にもう用はない？ ああもう嫌になるほど こっちへおいで 何食わぬ顔で きれいな言葉ぶら下げて こっちへおいで 凪を彷徨っていた 私とあなた引き寄せた糸のせいだ 波打ち際 迫る別れ際 果てしなく続く水平線 引く潮に 沈む夕日に 行かないでと手を伸ばす いつだってこうやって 私ってすぐに 嫌な想像膨らましかき消して 振ったあなたに未練なんてない 振られた私にもう用はない ああもう嫌になるほど こっちへおいで 何食わぬ顔で きれいな言葉ぶら下げて こっちへおいで 凪を彷徨っていた 私とあなた引き寄せた糸のせいだ ただただ漂って まだ夜は明けなくて 泳がされる今日も 気まぐれ何度も 日が昇ればなんて 浮いてまた沈んで 繰り返してる ああもう好きになるほど こっちへおいで 何食わぬ顔で きれいな言葉ぶら下げて こっちへおいで 凪を彷徨っていた 私とあなた引き寄せた こっちへおいで 何食わぬ顔で きれいな言葉ぶら下げて そっちへ行ってはいけないことを 分かっても引き寄せられるのは 糸のせいだ