12階のエレベーター 一瞬(タッチ)で閉まる扉 君を乗せた数字が 地上に下りてく これきりなんて言いたくない 遅くはない 急な階段 駆け下りて 君のこと きっとつかまえる 愛すること 知らずに 逃げないで どんなに君が 崩れたって 抱きとめるのに 追いつめたい 心を奪いたい 君を忘れて 生きてゆけばいいと言うのか はずみで抱いたのなら 辛くはないのに 愛されたい表情 信じてしまうよ 偽りなんて欲しくはない もういらない 真実(ほんとう)の君は寂しくて その真実(こと)を 僕に気づかれた そらさないで 自分を 捨てないで どんなに深く 傷ついても 僕がいるのに 閉じ込めたい その愛 縛りたい 今すぐ君が 嫌がっても そこにゆくから 愛すること 知らずに 逃げないで どんなに君が 崩れたって 抱きとめるのに そらさないで 自分を捨てないで 塞いだ出口 もう何処へも 行かせはしない