掃き出された駅のホーム 結び目の落ちたネクタイ 何かに追われるように 今日がまた終わっていく 誰かの家の明かりと流れてくるカレーの匂いが まだ遠い家路を急かして 重いカバンを弾ませた 僕を待っていてくれる温もりへ さぁ帰ろう 「おかえり」って君がいつも笑顔をくれろから 僕はまたがんばれる 小さな喜び二人つづれ織るこの日々 何度も 何度も君に言わせて…「ただいま」 しわくちゃになったYシャツ押し込んでは頭を下げて 愛想笑いがヘタだってからかわれた昼休み 見えているものばかりじゃ息が詰まることも多くて 自分と誰かをくらべてはいろんなものが欲しくなる 幸せの物差しは縮んだり伸びたりするけど 「おかえり」って君のいつも笑顔で思い出す 僕は一人じゃないって 大切なものを僕ら見失わないように 温もりを抱きしめよう…「ただいま」 一人じゃ見えなかった景色がある 君を連れてゆくから 明日へ 「おかえり」って君がいつもチカラをくれるから 僕はまたがんばれる 小さな喜び二人つづれ織るこの日々 何度も 何度も君に言わせて 「おかえり」って君がいつも笑顔をくれるから 僕はまたがんばれる 小さな喜び二人つづれ織るこの日々 何度も 何度も君に言わせて…「ただいま」