果てしない 旅路を 繰り返す 涙を 全てを 抱きしめて ただ風は吹き続ける 彼方まで 広がる緑 地平線に 届く青空 どこまでも続く世界は僕を 包んで せせらいで 煌めく水面 さらさらと 歌う木漏れ日 ポケットに隠した孤独さえも 溶かして この空の下で 続く営みに 立ち尽くす僕は ただ小さくて 果てしない 旅路を 繰り返す 涙を 全てを 抱きしめて ただ風は吹いている 果てしない 大地に 繰り返す 歴史に 小さな 手のひらに ただ風は吹き続ける あぁ 青いこの地球の上で 僕らは 何度繰り返してゆくのだろう 悠久の時の中 一人こぼしたため息のかけらは 「ありふれたもの」になってゆく 消えそうな 心を 届かない 言葉を 愛しく 抱きしめて 今 風は吹いている 果てしない 旅路に 乾いてく 涙に 伸ばした 手のひらに ただ風は吹き続ける
