『明日、世界が滅ぶ』 とテレビが言う 書き出したまま終わりを告げる チャイム 海岸通りを走る声 背を伸ばす夕影 足音の隙間だらだら流れる 過ぎし日 夕凪 立ち込める灯り 足元の記憶だらだら流れる 滲んでも君の名をまた呼ぶよ いつか歪んでも君の名をまた呼ぶよ 心の焦燥がもう消えるまで たとえば僕が過去に戻れたとして いつもと違う景色を 見ることができたかな 海岸通りを走る声 背を伸ばす夕影 足元の記憶だらだら流れる 滲んでも君の名をまた呼ぶよ いつか歪んでも君の名をまた呼ぶよ 心の焦燥がもう消えるまで駆けて 行きたい