真冬に咲くルビー ルビーなめらかで 頬ずりしたとたん溶けてしまいそう 不思議な力と 情熱を隠したまま もうすぐルビー春が来る 誰にでもたやすく キラめいてはダメよ 瞳の星が色あせないように 愛しい人のために 初めて泣くときは ドアに鍵かけてひとりで 泣くのよ 真冬の花ルビー ルビー柔らかで 息をかけるたび色づくようで 長い長い間 愛されて磨かれて きらきらルビー燃えあがる 大切なコトバをばら撒いてはダメよ 愛のガラスは曇りやすいもの 優しさを求めて歩き疲れるより 凍る星空静かに 見上げて 誰もが手にとってみたいと願うほど キミの輝きはいつも特別で 笑顔も涙さえ世界にただひとつ 目が覚めるような真っ赤な ルビーよ