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フランマ

10,437
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  • 2021.07.07
  • 3:59
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歌詞

決して熄えない、私のフランマ 貴女のしあわせ、 燃やしてあげようか? 爛れた炎(おんな)にさせたのは、 あの夜の貴女の言葉。 「君だけ、愛してる」 貴女に帰すあいだだけ、 許されるこの微熱。 これ以上、共してはならない、 ひと夏の火遊びを。 燻って、煩わしくて、熄んでいて、 煽りやすい 私にしか見せない、日陰の顔 ねぇ、貴女は知らないんでしょう? それだけが、私の炎。 溶け落ちるほど求めてる愛を、 味わう貴女が地獄ほど憎い。 爆ぜてしまえという本心を、 灰にする貴女の言葉 「誰より、愛してる」 ひとりになるのが怖くて、 焚き付けた出来心。 貴女が着替える前の、ジャケットに 残り火を。 鮮やかで、煌めいて、暖かくて、 燥いでる 私には届かない、日向の顔。 ねぇ、貴女はどんな気分? 煮えたぎる、私の炎。 私の愛を燈されたあとの、 笑顔で耀く彼だけ見てれば? 煤けた私の正体を、 炙り出す貴女の言葉。 「本当に、愛してる」 眠る時はひとり。 秘密守るのもひとり。 私だけ。どうして? どうして? あぁ、勝てない。 その烙印が身も焦がす、私の炎 炎 貴女のここに火傷跡つけて、 どこにも帰れない躰にしてみたい。 午前0時にまた煙に巻かれ、 私が私じゃなくなる、 その前に。 決して熄えない、私のフランマ。 お前のしあわせ、 いま燃やしてやろうか? 爛れた炎(おんな)が妬いたのは この夜も貴女の言葉 「それでも、愛してる」

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