なんとなく過ぎた日々を 思い返しては またため息ついて まだ見えない未来には 不安を感じていた どうしてこんなに僕と君は違うのか 華麗に舞う君をただ静かに 見ていることしかできずに 歓声の中埋れて行く僕は 誰なんだろう 想いや時間に今日もまた 追われて行く 空を羽ばたく君に憧れて 手を伸ばしてみても カッコ悪く宙に浮かんで すぐに落ちてしまう 見せかけだけの小さな翼じゃ 君に届かなくて 僕はまた空を見上げた 冷たい水の中で こんな遠い場所からでも 君のことは嫌なほど見えてるのに 君から僕を見つけることは できないだろう 言い訳を盾にして自分を守って 強がりを武器にして 立ち向かっていた 喜びも悲しみも 自分の都合のいいように 並べて逃げてた 僕は 悔しい気持ちが空回りして 僕の吐いた言葉 情けないその言葉がもう 答えを出していた 見せかけだけの小さな翼じゃ 君に届かなくて いつの日か負けない程の 本当の翼で羽ばたいてみせるさ