時に昔を思い出すんだ 優しさに抵抗していた日 時に昔を思い出すんだ 悪いことで格好つけたり 今になってやっとわかるよ 両親が僕のため汗流したこと 今になって謝りたいんだよ 何もできない僕でごめんって 貧乏な家庭で生まれた僕 周りの持つゲームも持てずにいた でもたまに頑張って買ってくれた ゲーキュー 毎日釘付けになったブラウン管 テレビ あの日は誰かと比べてママに お金持ちの家が良かったなんて 何よりもひどい言葉を浴びせた 謝ることも恥ずかしかったよ でも実際1人になって 少しずつわかったんだ 掃除に洗濯 料理に仕事 何よりも贅沢な暮らしだって 勝手に部屋を掃除されて 怒った時もあったけど 今では綺麗になってないかななんて 帰りながら思ってるよ 家事を手伝えば少しもらえた小銭で 行った 近くの駄菓子屋 ゴールドチョコは当たりが 出るからって 100円目当てに走る下り坂 あの日のままなら良かったかな。 喧嘩もしたけど笑いあってた パパはいつも子供にカッコつけて ダサい一面は見せはしない 涙を流してるところなんて ほとんど目にしたことはなかった けどさ僕もそこは似たんだろうな 大切な人を大事にするということ 今の僕がカッコつける 人はいないけれど 失敗を繰り返し愛をちゃんと 学んだよ 僕が大学を辞めてこれを選んだこと 否定することなく 選ばせてくれたこと お前は言っても聞かないって わかってくれたこと 何よりもありがとう 産んでくれてありがとう 悪いとこもいいとこもお互いわかっ てる ボロい木造の家も今もちゃんと 覚えてる 大好きな相方も 愛してくれてありがとう この名前で生まれたことを 誇りに思うよ あの日から変わらない生意気で 無邪気な 僕のままでいるけど少しは 変わったよ ありがとうと感じて それを伝えられたこと あの日の汗水の意味を理解したこと 死ぬまでに行きたいって言っていた スペイン 僕が連れて行くから2人で 行ってきてよ 新婚旅行は 海外行けなかったんでしょ? あの日を思い出して たまにはカッコつけさせてよ