下弦の月があんなに輝くように いつか眩いあなたに気づくといいね その無いものねだるクセ 心はいじけちゃうよ あの子になりたくて 自信のカケラもないこと でもね あぁ あの日生まれ名前があるから あぁ 父が母がそばにいるから あなたに誇れる愛はある 照らしてみせてよ (そうさ) あぁ 辛く悲しい痛みがあるから 優しくあれる あなたの光はみんなを癒してく 今日もあの月のように 人の波を進む帰り道は みんなそれぞれ みんなバラバラでしょ ほら 涙を流すたび 心は錆びてしまうよ 同じ人なんていないから 孤独でも仕方ない でもね あぁ 聴きたい歌や声があるから あぁ 泣いた本や映画があるから あなたを導く夢はある 照らしてみせてよ (ほらね) あぁ 強くまるい心があるから 輝くはずさ 涙に負けない あなたが生まれてゆく 春も夏も秋冬も ぐるぐると巡ってく そうだ あぁ 行きたい国や街があるから あぁ 食べたいおかずと ご飯があるから あなたの生きてく意味はある 笑ってみせてよ (だから) あぁ 今が過去が未来があるから 明日があるから きらめく下弦のあの月を見て 願いを込めて歌うよ あなたがあなたでありますように