ガラス越し滲んだ 雨上がりの街 染める 白い息 並べた 淹れたてのコーヒー 膝を抱くソファまるまって まだ冷たい肩寄り添って 冷めないうちに そっと 溶かして 明日はきっと 今日よりもっと 隣に座るあなたに Ah... 恋をしている 恋に落ちて 螺旋の底で ひとつになる 首すじにくちづけを 足元に溜息を [もう少しこのままで] 琥珀色の香りで あまい熱で溶かして [まだ少しそばにいて] 待ちぼうけカレンダー ギリギリの答え合わせね 赤く光った文字が Donʼt know why itʼs not me? 月明かりのぞく 横顔を 撫でていたい 毛布みたい くるまって 甘くかき回して 溶かして きっと大丈夫 きっと大丈夫 明日になれば笑って Ah… 知らない場所へ 帰る背中も もうとっくに見慣れた 頃でしょう? 今日よりずっと 明日はもっと 溶け残る想い 積もってく 明かりを消して そっと揺らして 注ぎ足すはずの2杯目も 首すじにくちづけを 足元に溜息を [もう少しこのままで] 琥珀色の香りで あまい熱で溶かして [まだ少しそばにいて] さよならにくちづけを 首すじに傷跡を [あと少しここにいて]