消耗が過ぎる 今日はリアルに触れすぎたな 水曜、0時 一言理想を呟き沈む夢の底の方へ どうせなら、ぼくのばしょ探そう って あの南の方 尽きた給水塔 雲の上にありそう 飛び乗って このままずっと覚めないでいいよ 漂っていく 想像に近い場所の麓までは 歩いてゆきたいな 案外くたびれるのは早い 誰か、袖掴み連れ回して行って 開けっぱのブラインドから 射す光線に覚まされて 沈殿した僕の残りかす? やたら口が乾いている 今日も不毛な星の上に降り立って 衛星が僕を見下ろす映像 心切り離すように抗っている あやふやな妄想 昼のまどろみと重なっていく 北東に見える街を拝んでは 深いため息を吐いている 案外、 棄てて逸れるのも悪くはない? 気付けば花は盛っていて Don't go up, sun Don't go up, sun Crawl into duvet Don't go up, sun Don't go up, sun 大概 二、三の罠もある多分ね 雲に飲み込まれていく脚 どうにも逃げ切れない 殴っても殴っても手応えはないや ねえ、結局意味あるのかな? 無いままで良いんだけどさ 想像に近い場所の匂い手繰れば 泳いでゆけそうだ 散々くたびれた夜 希望じみた光を底から見上げて Don't go up, sun Don't go up, sun Crawl into duvet Don't go up, sun Don't go up, sun Don't go up, sun Don't go up, sun Don't go up, sun