もう どこにも 行かないで 彼方(あなた)の傍(そば)を 離れずに 暖めて どんな壁も 這い上がって 泪の痕(あと)を 拭わずにいるつもり 去り往く月日に 逆らえる者は存ないと 肩を竦(すく)めていた 昨日より 重ねた総てを 使い果たしていいとさえ 云えるその微笑み応えたい 退屈だと ひたすらに 避けていたことも 何故か 灯(あかり)をともす 逢えなくても 毎日を 託せる程の 力が通うせい 射し込む光を 奪わない者は存ないと 瞼 細めていた視線より 叶える望みは 同じ場所にある筈と 願うその祈りを掲げたい 長い間 待ち続けた彼方が 耐える 苦しみを きっと きっと包むよ 去り往く月日に 逆らえる者は存ないと 肩を竦(すく)めていた昨日より 重ねた総てを 使い果たしていいとさえ 云えるその微笑み応えたい 射し込む光を 奪わない者は存ないと 瞼 細めていた視線より 叶える望みは 同じ場所にある筈と 願うその祈りを掲げたい