呼吸をするたびに 君を想ってしまうから ため息を殺してしまおうと 唇を噛みしめた もしもこの心に リセットボタンがあっても 僕はたぶんそれを押せないよ 君を好きだから 空のままのプランター 底の抜けた日々に咲くのは 思い出 何だっていい どこだっていい だけど君じゃなきゃ もうダメなんだ わがままだよ そんな僕だから 君は そう ここにいない 嫌いな小説や 退屈な映画さえも 少しだけ なぜか優しくて なんか可笑しいよ 不意に切れた物語 僕はずっと 同じ場所から動けない いつだっていい どんなだっていい だけど君じゃなきゃ もうダメなんだ 滅茶苦茶だよ そんな僕だから 君は そう ここにいない 空のままの僕だから 指先までずっと 君で満たしたい はじめてだよ 知らなかったよ 何にも代えられない 人がいた 今さらでも 聞いて欲しいんだ 君こそが僕の全て 何してても どこにいても いつの時も どうやっても 食事しても 旅に出ても 寝ても 家を変えても ダメなんだ ダメなんだ 君がいるよ