校庭を君と横切って 息切らして廊下を走る せかすようにチャイムの音が いつも背中 追いかけて来た 教室の窓を 振り返り見上げて 憶えておくから どんな顔をして 残るんだろう 君の記憶のなかの僕は すこし不安で 迷いながら行くけど 今日までのことに ありがとう <♪> 負けたのがただ悔しくて 何も言わず帰る坂道 気まずさや すれ違いも 「ごめんね」で ぜんぶほどけた 並んで座る最後の今日 胸に映ることは 今の笑い顔で 残せるかな 君の記憶のなかの僕を 手を伸ばして 夢にむかって行くけど 君に言うよ ありがとう 悲しい日の空や 負けそうな不安も 君と憶えたね つらかったあのとき 涙とまらなくても ひとりと感じなかった どんな顔をして 残るんだろう 君の記憶のなかの僕は すこし不安で 迷いながら行くけど 今日までのことに ありがとう 君に言うよ ありがとう