頬を撫でる暖かな風が 冬の終わりを告げている そして僕は空を見上げた 追い抜いた誰かの背中 足取りは軽く まるで昨日の自分を置き 去りにするように まだ知らない僕と さあ会いに行こう まだ見えない夢を 探しに行こう 今日から描く毎日は いい色ばかりじゃないだろう なぜだろう それすら笑えた また追いかける誰かの背中 足取りは止まず 立ち止まる暇なんてもうないから まだ知らない僕と さあ会いに行こう まだ見えない夢を 探しに行こう 煌めく春 輝く街 震える心 過ぎ去る風に乗って舞う花びらに 手を伸ばして追いかけて行く さあ連れて行こう まだ見えない道を 探しに行こう まだ知らない僕を