すれ違う影を見つめて 見上げるのはいつも知らない他人 どこか違う世界線へ 飛ばされてきたような 妄想繰り返して 住み慣れた 狭い古アパート 何故か君が居なくて、泣いて 何年経ったら僕は 忘れてしまえるだろう? 君が歌うバラードの鼻歌が消えない 忘れたかった想いは 今も色褪せないのに 君が笑った感覚は また思い出せない 君は確か優柔不断で 悩むへの字口が大好きだった 思い出して疼いた胸に手を当てる 素振りで 隠した速くない鼓動 何気ない日々を答え合わせ あの日君は居たっけ? 何故か、泣いて 何年経ったら僕は 忘れてしまえるだろう? 真似してたらうつった口癖が 消えない 同じ名前呼ぶ時は 今も声が震えるのに 君が笑った感覚は まだ思い出せない 何年経ったら僕は 忘れてしまえるだろう? 君が歌うバラードの鼻歌が消えない もう歌詞は消えてしまって メロディだけが流れてる 君が笑った感覚は もう思い出せない 思い出せない