ゆらめく 篝火 葉脈の道 ささめく 戸惑う 背に華 暗がりの縁 秘密に (尾を揺らす 焔が) ひとひら 脆い 花弁 (血脈を たなびかせてる) 紅葉(もみじ)のような色を見た はらり ひらり 待って どこまでも 続く 道 灯りよ 照らせ 寄せら 暮れなずむまで (去りや 去りらせり夜) 呼んでいる 命の音 赤く 透き通る姿で (灰夜 相ら為 夢是螺) (怪叉 快ら為 在是螺) (灰夜 相ら為 夢是螺) (怪叉 快ら為 在是螺) 金切り 雨踏み 交錯の道 囁き 振り向く 手に華 神威社と 約束 はらり ひらり 舞って 陽炎が 月詠る さされ さされ いろはうたへ さされ さされ 永 さされ さされ いろはうたへ さされ さされ 永 灯りよ 朧 寄せら 暮れなずむ時 (去りや 去りらせりや) 呼んでいる 紫炎の音 赤く 揺れている眼で (灰夜 相ら為 夢是螺) (怪叉 快ら為 在是螺) (灰夜 相ら為 夢是螺) (怪叉 快ら為 在是螺)