左に曲がったこのぬくもり 素直になれない僕みたい センチじゃ測れないこの気持ち 打ち明ける場所もないから 街ゆく恋人たちは ぬくもりを足し合って だけど僕は僕の体温で あったかくなれるのさ 僕の恋人は左手 抱きしめることは出来ないけれど いつか握り返すのなら 願わくばそれは君の右手で 左に曲がった18°は 僕が背けた現実の数 ペンチじゃ戻せないこの傾き あなたを想った軌跡 その右手に触りたくなったよ そろそろまっすぐに君に 伝えたいのです 爪を切るのも 涙流すのも あなた想いながらになりました この手は恋人じゃないから 右も左も君で知りたい 僕の恋人じゃダメですか? 抱きしめるだけじゃ済まないけれど いつか契り交わすのなら 紛れも無いその薬指で 誰かの愛で光っちゃう前に
