君の吐く 白いため息が 空を飛んでゆくのに見惚れてた 美しい景色はいつも 気づかないものだった 気づけないものだったんだ 昼過ぎに 目を覚ました日は 毎度 物悲しい気分になった 携帯電話 ネット テレビ観ても 楽しいことなんてない 何一つないけど 飽きるほど見た道も 廃れたフードコートも そこに君が居れば 気づかないうちに 美しい景色になる それは不思議な魔法 僕は気づかないうちに それは不思議な魔法 狐に化かされてる 君の吐く 白いため息は 空を飛んでいき いつか雪になった 美しい景色はいつも 何処にでもあって 何処にもないと気づく 飽きるほど見た夢も 田舎のイオンでさえも そこに君が居れば 気づかないうちに 美しい景色になる 何もない荒野でも 壊れた世界さえも そこに君が居れば 気づかないうちに 美しい景色になる それは不思議な魔法 僕は気づかないうちに それは不思議な魔法 狐に化かされてる