魔性の月が 人を狂わせる 本性さえ暴いてしまうほどに 欲望のまま 突き動かされる 腐敗しきった世界のなかで たった一つだけ 見付けられた幸せ 薔薇の様に 麗しき君を 物憂げな顔 だけど誇り高く そんな姿に惹かれていった 凍り付いた瞳で 君は何を視ているの? 傷付いた過去 拭えぬ辛さ 未だ抱えてるのなら 限りのある時間と 僕の命を捧げよう 微笑むならば 許せるならば… それが唯一 願いし光 鋭き荊 縛り付けるように 生き方を選べない 絶望を 解き放てるなら 鮮血に染まり その痛み すべて引き受けましょう 時の狭間で 何を遺せるのだろう? 哲学でも 解決できない 禅問答に 迷い込む日々も 君がいつでも其処に居るから… 穢れなき紅が 僕の胸に火を灯す 悪しき罪だと 笑われても良い 君の盾となり護ろう その先に愛なんて きっと存在はしない 赤き実が生る 明日が来るまで どんな未来でも構わない 凍り付いた瞳で 君は何を視ているの? 傷付いた過去 拭えぬ辛さ 未だ抱えてるのなら 限りのある時間と 僕の命を捧げよう 微笑むならば 許せるならば… それが唯一 願いし光 どんな未来でも構わない