あたたかい太陽が さしこむこの部屋で 絵の具のついた指先が ほんの少し気になる からっぽの心は どこにゆくのかな 目を閉じても開けても 見えるものは同じ 今にもこぼれそうな コトバを書きとめて 見えなくなる前に まぶたに焼きりけて 降りてくる光を待っている 悲しいメロディーは 僕を甘えさせる 寝返りをうつたびに ため息がこぼれる もてあます自分を 手のひらで転がしてる 始まりも終わりも ここにあるはずなのに 祈りが届くように やさしい気持ちで 変われない自分を 素直に受けとめて 降りてくる光を持っていた