8月

歌詞

さよなら待ち惚けの朝 夢はもう売れなくなって 君さえ夢の跡 夜を今更思い出すこともなくて 何度となく訪れる日暮れ それと私とあなたのこと あぁ、笑顔の裏の裏は 何を見ている? 忘れたの 私が吐かなくなる夜 13日の朝 八月消えていく夢 日々はそれでも進む 聞き飽きたさよならは割れた レコード 見慣れた涙 詩はできず あなたは八時家を去って 私は八時過去を吸った 言葉は今日も溜息で 消して抱いて またこの歌も昨日に 抱(いだ)かれてしまう あぁ、8月は来ない冬のことを 思い馳せて泣き出すことはあるのか 誰かが言ってた この部屋詰め込んだ1975 思いは遠く くぐもった蛍光灯 日焼けした私を照らして 聞き飽きたさよならは割れた レコード 見慣れた涙 詩は眠る 吐いた未来は部屋に溜めたの 生きる速さそのままにして 夕暮れとマトンシチュー 君は今日も二人生きている 見えた朝焼け 造花すらも咲いてしまう 夜風とあなたの街と 夜風とあなたの街は私を 連れ去ってしまう