風の物語

歌詞

振り向いちゃいけない 何かがそう叫ぶのに その瞬間 瞳はもう とらえられていた まばたきさえも忘れて 呼吸すら失くしていた はじめてみたあなたの顔 何故か滲んでゆく ずっと知ってること 知ってる気がする まだみたことのない記憶が疼いた その低い声に いま風がふきぬけた いま風が通りぬけた 太陽がこの庭をわけたその時に きっと言いたかったの いつかそうしたかったの 黒い瞳も髪も全て投げ捨てて 追いかけてく 少し苦しいキスを ただ一度だけ交わして 物語は何もかもが 幕を閉じるけど もしも読みかけたままで 終わらせることできたら いつか誰か苦しくない 続き書いてくれる…? 太陽は変わらず 冷たく熱くて 運命があるなら 出会いも別れも これもまたそうね 悩んでなんかいない 嫌いになんかなれない 私だけ愛したと そう思えるから あの鳥が落ちたように 私もただ消えただけ 今度また出会えたら 幸せな続き書けるかしら いま風がふくぬけた いま風が通りぬけた 太陽がこの庭をわけたその時に きっと言いたかったの いつかそうしたかったの 今度また出会えたら 幸せな続き書けるかしら…