深夜3時の人陰の中で 妙に明るい月をにらんだ お前に僕の気持ちはわかるまい 照らすな僕を 深夜3時の一欠片の夢を 愛に溶かして 明日もきっと雨 一人で生きるには心が邪魔だな すがるな誰も はばいたいた砂の海から まだ足りないな走れ走れ 月明かりひとつさえも届かぬ場所へ 華やいだ夢もいらないから あいまいにぼやけてしまえ 光と影 脱ぎ捨てる度にもろくなるばかり 暗がりで冴えるこの瞳が嫌いだ 夏草のようにただ 風を食んでいられたら ゆららゆら 一人で生きるには心が邪魔だな すがるな何も はばたいた砂の海から まだ足りないな走れ走れ 瞬く間声が枯れて息ができない 華やいだ夢もいらないから あいまいにぼやけてしまえ 光と影