潮風が創りだした 背中は焼けた褐色 絹づれのまま過ぎてく 時間か私を惑わせる 薔薇と蜜とを変わりばんこに さあ 振り返りなさい 口づけするの さあ 大人しくしなさい ふざけてはいや Ah- 朝日の中であなたに 寝顔を見せられるのは 3年 5年 あとどのくらい だから今は せめて今は もっと今は Ah- 昼下がりまでの男爵夫人 身を絞るような恋を 笑顔に変える魔法 誰かに云われなくても 女は夜から教わるの 愛と影とはめぐり巡って さあ 横を向きなさい 見てはいやだわ さあ 知らん顔なさい 涙のあとを Ah- あなたの前でいつまで 素肌をさらせるかしら 3年5年 あとどのくらい だから今は 燃えて今は 生きて今は Ah- 昼下がりまでの男爵夫人 朝日の中であなたに 寝顔を見せられるのは 3年5年 あとどのくらい だから今は せめて今は もっと今は Ah- 昼下がりまでの男爵夫人