見ないほうがいいよ 美しきひと 寄せることのない波を 見送っては焦がれて 生命よ星が恋うように 融けだしてって 違う風になって 嗚呼 君の呼び声は遠くに 木々は繭をあやして 春を俟つあいだ 僕には あの頼りない影が 寄り添って居たんだ 幻想は甘いよ 時々また欲しくなるけど 今はいいや 忍び足で壊れる 祈りの声よ 灯火になって 導くのは何処 春を俟つあいだ 僕には あの頼りない影が 寄り添って居たんだ 幻想は甘いよ 時々また欲しくなるけど 今はもう、いいや 見ないほうがいいよ 美しきひと 寄せることのない波を