明かりは水に溶けたように 路面で揺れている 帰る場所を失くした光 足元にまとわりつく あなたの声は淡い幻想のまま 微かに耳の奥で 震え続けている これから前を向こう 何度もそう誓ったのに 懐かしんでは佇むの 若すぎたあなたと私を 季節はどこか消えたように 穏やかな日のなか 帰る場所を失くした風は 部屋に立ち寄ってく あなたの写真 甘い表情のまま 静かに部屋の隅で 微笑みかけてくる 痛みと言うには甘すぎる記憶 辛いと言えども忘れたくなくて 出会えて良かった 今でもそう言うよ 涙はやめにしよう 自分にそう言い聞かせた ただ美しいあの時を 悲しい記憶にしないよう これから前を向こう 何度もそう誓ったのに 懐かしんでは佇むの 若すぎたあなたと私を もう二度と会えないの? 何度もそう聞いたけど 俯いたまま頷いた 愛してた そんなあなたを
