「過去」を瓶底に探す 指先がやけに冷たい 拍手の残響を舐め尽くし 今日も「空白」を飲み干す 解凍を求めて軋んでいく 失敗の味、消せない 鳴り止んだ後に残るのは 君でもなく僕の体温 「言葉」の鍵穴を見失う 頭だけがやけに重い 焦る心臓が先回りして 今夜も「後悔」を… 勝ち筋よりも負け方の美学を 拾っては抱きしめ 終末への秒読みは止められるさ 回答を求めて軋んでいく 過ちの後、拭えない 切れた弦の音が残すのは 不協和音の君と… 隠してきた涙をいまここで 認めよう。 評価ではなく君を抱きしめて 赦そう。 凍らせてきた沈黙をその音で 解いてみよう。 震えながらその手で量れるだろ? 大丈夫。 味気ない酔いはもう醒まして。
