それは偶然で あの日雨が降ったから 君に逢った あの日雨が降ったから 青の水平線に 晴れた空が 落としていったもの 鮮やかな夕日を見て もう始まっていた あっけなく好きになっていた 赤い帽子のツバが曲がって 隙間から覗く 大きな瞳に 夜が来たとしても 風が吹いてもあたし 目が離せない <♪> 耳の中には 星の砂の忘れ物 足首には 約束の黒いひも 早くこっちにおいで 離れちゃだめさ 危ないよ気を付けて この手を離すな もう始まっていた あっけなく好きになっていた 赤い帽子を風が弾いて くるり宙返り 目指す空の下 色違いの指先 全部君にあげるよ さぁ目を閉じて <♪> 背中の水着の跡 もう一度焼き直そうか 小さな屋根の下で 寄り添ったままいようか もう始まっていた あっけなく好きになっていた 赤い帽子のツバが曲がって 隙間から覗く 大きな瞳に 夜が来たとしても 風が吹いてもあたし 目が離せない