Track by山崎まさよし
静かな午後に日陰の雪が残ってる 今朝見た夢に懐かしさを感じている たまにしか通らない 道うろ覚えの曲がり角 区役所までつづいてる 川沿いに出て走る人と擦れ違う 駅の手前で誰かを待ってる人がいる 君が僕にくれたもの 僕がしてあげられたこと 手の平を見つめてる どこかに消えてしまう 雲みたいに上手に 悲しみは消せないけど 南の風に早咲きの花ゆれている 帰りの道で子をあやす母親を見る たゆまない時の中で 変わらない優しさを 手がかりに歩いてる まだ少し気が早い空の下を