最終電車が街を抜ける頃 僕らはふたりで ひとりぼっちさ 眠らない街がうたた寝する頃 果たせない約束見つけて欲しいな 星影に隠した 小さな涙は 乾くこともなく 日々は過ぎてゆく 青い月が笑う 静かに笑う まるで僕らのこと見ているみたいに 僕らふたりきり この世界中にふたりきり どこかへ行こうよ 遠くへ行こうよ ただひたすらに歩いてみようよ 誰も知らない綺麗なところに きっとたどり着ける 気がしているから 忘れられないこと 忘れたくないこと 思い出してたんだ 昔の話さ 悲しみに慣れることはないけれど きっとすべてのことに 意味はあるだろう ぼくらふたりきり この世界中にふたりきり 生まれてくるもの 死んでゆくものも 振り返ることなく ただそこにあるだけ 次に生まれ変わることがあるのなら またこの場所で 君と語り合おう 最終電車が街を抜ける頃 僕らはふたりで ひとりぼっちさ 眠らない街がうたた寝する頃 果たせない約束見つけて欲しいな