月が水に落ちる音 風が闇に消える音 背中に羽がゆれてる さよならの君に見えた あの時の帰り道 体がするどくなってさぁ なんだかさぁ 世界がゆれて 涙が出たんだよ 僕の正体 手を広げたって 飛べやしない ガラクタだから かさぶたをかきむしって出た血は 本物かどうかなめてみた 過ぎ去った愛情なんて イヤになるけど温かくて 忘れられない君は笑顔で 僕の心の音に変わるよ 当たり前にすぎた場所 白い影を残していく 僕だけにわかるように ほほえんでくれないか 街並みが 人の波が 止まって見えてさぁ それでもさぁ 君の音を 探しているんだよ 今はもう どうでもいいことで できてる からっぽだから 部屋の中でカベをなぞりながら 感覚を確かめてみた くずれてしまった形なんて 見たくないけど 素敵すぎて 変わらない僕の中の君は 心のカタチを変えてゆくよ なんだかさぁ 世界がゆれて涙が出たんだよ それでもさぁ 君の音を探しているんだよ 過ぎ去った愛情なんて イヤになるけど温かくて 忘れられない君は笑顔で 僕の心の音に変わるよ 月が水に落ちる音 風が闇に消える音 背中に羽がゆれてる さよならの君に見えた…