終電が走り去った後の街を歩く 乗る気があったのか 無かったのかわからない どうしようもない気持ちが足を 動かす 当てもなく彷徨う夜の街を一人 すれ違う人はみな他人ばかり 私がどうなろうと 誰も 見向きもしない 絶望の雨が降り出し 虚無の小雨に 変わる 変わる 始発が走る前の静かな街を歩く どうしようもない気持ちで足が 止まらない あてもなく彷徨う 居る場所も無くて 携帯の電源切る 見つかりたくない 新聞配達が忙しく走る 私がどうなろうと 街は勝手に動く 虚無の小雨が やんでも やんでも 鬱の湿気が べたつく べたつく 朝の光が私に射し込む 私何やってんだ 少しでも進め