だれかが必要になり 名前をよびたい 傷あとがうみはじめ 一人じゃあいられない 胸にすがり強く 抱いてほしい 孤独な叫びの中 夜毎そんな夢をみる そんな時 君の名をよぶ 寒さに目がさめ自分を抱く 風の中の火のように かけられたコート そのぬくもりが君なんだ みんな悦びなげうち 痛みとつきあっていく 凍てつく夜のふち すぎさった愛によろけ 目を泣きはらしもろく 雨の中に立つ 孤独な夢の最中 湧いてくる勇気(ちから)がほしい そんな時 僕の名をよんで 寒さにふるえ自分を抱く 風の中の火のように 射しこむ光 そのぬくもりが僕なんだ なぜみんな一人で踊る 悲しみ秘め みえぬ相手(ひと)と 激しい叫びおしかくし いやだ一人きりはこのぬくもりが愛なのに 風の中の火のように 風の中の火のように 風の中の火のように