昨日みた夢は ひどく悲しい夢 青く冷たい 光があたってた 叫び声で 目を覚ました 自分の叫んだ声でさ 死んでしまったんだと思った 死んでしまったんだと思った そんなものは ありはしないと人はいう 誰もがけっして 気づきはしないが いるのさ 人知れず生きてく二人の事さ 陽もあたりはしない歩道橋に さがっているつららのように さがっているつららのように 真昼のように ネオン輝く街 かまれた傷 誰かに愛されていたい いつも いらないそんな さしのべられる手など 欲しいのは 君のたしかなぬくもり うばって抱いて そして救って うばって抱いて そして救って そんなものは ありはしないと人はいう 誰もがけっして 気づきはしないが いるのさ たしかめあい生きてく二人の事さ 陽もあたりはしない歩道橋に さがっているつららのように さがっているつららのように 昨日みた夢は ひどく悲しい夢 青く冷たい 光があたってた