抱きよせた君の瞳の中を のぞいても 俺を見ている瞳の中には 何も映っていない 君こそ愛だと信じて 胸に抱くことで ただ淋しさをまぎらわして 俺はいただけなのか 愛してるって言葉を いつでも求めてるくせに 愛してるって一言を 言い出せない俺なのさ 俺は気づかないふりをし よそおっているけれど 君は覚えてないふりで 今をつくろっているのサ 「あなたは私が探し求めた愛じゃない」 呪った言葉を夜の闇に 冷たく投げつける 愛してくれる誰かを いつでも求めてるくせに 愛してるって一言を 言い出せない君だから 愛してるって言葉を いつでも求めてるくせに 愛してるって一言さえ 言い出せない OH- 愛してくれる誰かを みんな求めてるだから ささった胸の棘(とげ)に狂い 叫びだしそうになる