私がおちていく その前にうけとめて だれもわからない 涙の行く先は 愛の行方のそのように 私が落下していく その時に抱きとめて いつも気づかない 嵐の気配は 雨がふりだすそれまでは 風もないのに泣けてくる 草の波間にたおれかかる はかない 月がある 砂に落とす前に この涙をうけいれて 月光も 消えていく 満ちてく闇にさそわれて 私が消える時 それは海がかけていき 輝きが ふかい痛みに 変わっていくそんな時 星もないから泣けてくる 愛がうちよす岸辺に 傾く今 月がある 風もないのに堕ちていく 流れ星が ほら またたく 闇をさいてただ ああ たゆたう 星もないから泣けてくる 愛がうちよす岸辺に 傾く今 月がある