煙草を一本くれないか もうくたびれてしまって 火もつけられないくらいだ 力はつかないけれど 気持ちばっかり 偉くなっていくもんだな 天才秀才馬鹿 天才秀才馬鹿 嘘がへたくそでかわいそう 実は不器用ぶって 純粋なふりするのだ 誰にもばれない嘘なら まずこの僕自身だませればいいのに 天才秀才馬鹿 天才秀才馬鹿 お金なんか金なんかと 馬鹿にしながら けちんぼになる いつのまにか僕は 欲しいものがふえた 天才秀才馬鹿 天才秀才馬鹿 天才にしてはちょっと鈍い 秀才にしては呑気すぎる 馬鹿のふりもばからしい 天才秀才馬鹿 天才秀才馬鹿 天才秀才馬鹿